
変形性膝関節症は、膝関節の痛みの原因として、国内で非常に身近な病気です。
しかし、自分がこの病気になりやすいタイプなのか、日々の生活で無意識に膝に負担をかけている行動はないのかを知っている人は少ないかもしれません。
この記事では、まず変形性膝関節症になりやすい人の特徴を詳しく解説します。
痛みを悪化させないために避けたい「してはいけない運動」や、今日から実践できる生活上の注意点にも触れますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
■変形性膝関節症になりやすい人が持つ要因
変形性膝関節症になりやすい人には、以下の特徴が見られる場合があります。
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肥満傾向にある
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膝の負担が大きい仕事をしている
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膝を使うスポーツをしている
それぞれ詳しく見ていきましょう。
◎肥満傾向にある
肥満体型で体重が重い方は、変形性膝関節症を発症しやすくなります。
膝関節の間にある軟骨は、脚にかかる体重や衝撃を受け止める働きがあり、体重が重いほど負担が大きくなるのです。
体重が1㎏増えると、膝関節の軟骨には3~5倍の負担がかかると言われています。
肥満傾向にある方は、日常生活における膝の負担が増加し、痛みや変形が起こりやすくなることを覚えておきましょう。
◎膝の負担が大きい仕事をしている
重労働やしゃがみ込みの多い作業など、膝関節に負担のかかる仕事をしている人も、変形性膝関節症を発症しやすいです。
膝関節の軟骨は消耗品であり、使うたびに少しずつ擦り減っていきます。
毎日膝を酷使する人は、そうでない人と比べて、変形性膝関節症を発症しやすくなるでしょう。
◎膝を使うスポーツをしている
膝を使うスポーツをしている人も、そうでない人と比べると、変形性膝関節症を発症しやすくなります。
ジャンプを繰り返すバスケットボールやバレーボール、重いものを持ち上げるウェイトリフティングなどは、膝関節へ大きな負担がかかりやすいです。
特に、運動前のウォーミングアップや、運動後のケアを十分に行わなかった場合などは、膝関節の負担もさらに大きくなってしまうため、注意が必要です。
■変形性膝関節症を発症しやすくなる要因
以下の要因を持つ方は、変形性膝関節症を発症しやすい傾向があります。
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女性
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高齢
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和式の生活様式
変形性膝関節症は、男性よりも女性に発症しやすい傾向があります。
また、膝関節の軟骨が擦り減ることから、高齢の方は若い方よりも発症率が高くなるのが特徴です。
さらに、生活様式も変形性膝関節症の発症に関与します。
布団への寝起きや正座などの和式の生活様式は、膝への負担が大きいためです。
■変形性膝関節症の人がしてはいけない運動
すでに変形性膝関節症の方は、変形や痛みの悪化を防ぐために、以下の運動を控えましょう。
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ランニング
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ジャンプ
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急な方向転換を伴う動き
ランニングやジャンプを繰り返すと、膝関節の軟骨にダメージを与えてしまいます。
深くしゃがみ込んだり、重いものを持ち上げたりするのも同様です。
無理に運動し続けて悪化してしまうと、スポーツや仕事への復帰も遅くなってしまいます。
上記の運動はなるべく控え、膝関節への負担を抑えながら生活するようにしましょう。
■変形性膝関節症における生活上の注意点
変形性膝関節症の悪化を防ぐためには、以下の注意点に気をつけながら生活することも重要です。
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深くしゃがみ込む
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重いものを持ち上げる
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長時間歩き続ける
床に落ちた物を拾うために深くしゃがみ込んだり、重いものを持ち上げたりするのは、膝関節への負担を増加させてしまいます。
また、軟骨が擦り減った状態で長時間歩き続けると、関節内で炎症が起きてしまう可能性もあります。
サポーターを使用して膝関節の負担を減らしたり、生活様式を様式に変えたりなど、できる範囲で工夫して、痛みや変形の悪化を防ぎましょう。
■変形性膝関節症の予防は整形外科へご相談ください
肥満や重労働、加齢など、変形性膝関節症を発症しやすくなる原因はさまざまです。
発症や悪化を予防するためには、自分が変形性膝関節症を発症しやすいかを理解しておき、生活様式に注意して過ごしましょう。
変形性膝関節症の予防や治療には、整形外科への受診が選択肢の1つとなります。
『北砂2丁目だい整形外科』では、変形性膝関節症の検査や治療、リハビリテーションなどを提供しています。
膝関節の痛みに悩んでいる方、将来の発症や悪化を予防したい方は、ぜひお気軽に当院へご相談ください。
