小学校の低学年の頃、トラックの上で遊んでいて下腿をブリキでざっくりと切ってしまったことがあるんです。医師に縫って治してもらったのを、子ども心に「すごい！」と思ったのが最初のきっかけです。学生時代、何か社会のために役に立つ仕事がしたいという気持ちが芽生えたのに加え、商売をしていた家族と同じように自分も専門的な知識を生かして独立したいという思いもあり、医師の道を志しました。

スタッフ一丸となり、地域の人たちの元気を守っていく医院です。医療機関なので「オアシス」というのは少し違うかもしれませんが、ここに来れば安心できる、そんな場所だと考えています。

医療方針としては、健康寿命を延ばすためのサポートとして予防を重視しています。仮に骨折をしてしまったら、痛みやストレスを伴う治療が必要となります。さらにリハビリが必要になれば、少なからず患者さんご自身の努力も求められます。であれば、そうなる前に骨粗しょう症などを予防することで、負担は少なく、みんな幸せになれるのではないかと思うんです。適切な治療はもちろんですが、こうした予防の意識を少しでも地域の方々に伝えていけたらと考えています。
職場環境としては、「親しき中にも礼儀あり」を大切にしつつ、のびのびと働くことをモットーにしています。クリニックの中には看護師、理学療法士、リハビリ助手、医療事務と、幅広い職種のスタッフが働いていて、それぞれが連携した質の高い医療の提供を目指しています。