
寝相が悪かったり、硬い床やソファーで寝てしまったりすると、寝違えが起こる可能性があります。
寝違えは、ほとんどの場合1~2日程度で治りますが、なかには数日経っても治らず、日常生活に支障が出てしまう場合もあります。
そのようなケースでは、病院で治療を受けることで、早期に痛みがやわらぐ可能性があります。
この記事では、寝違えが治らないときに何科を受診するべきかを解説します。受診の判断基準となる症状や、病院で受けられる治療についても触れていますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
■寝違えが治らないときは病院へ行くべき?
寝違えがなかなか治らない場合は、病院で治療を受けることで、痛みがやわらぐ可能性があります。
寝違えとは、首・肩の筋肉・神経に炎症やこわばりが生じ、痛みが出ている状態です。こわばりや炎症が落ち着かなければ、痛みが続き、仕事や運転、家事や育児などに支障が出る場合もあります。
なるべく早めに痛みを解消し、いつも通りの日常生活を送りたい場合は、病院で治療を受けることも検討しましょう。
関連記事:寝違えた首の治し方|症状チェックと自宅でできる対処法・ストレッチ
■寝違えで病院を受診するべき症状の目安
寝違えで以下のような状況にある場合、受診して治療を受けることも検討してみましょう。
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痛みで首を動かせない・運転や仕事に支障が出ている
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痛みが1週間以上続いている
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患部が熱を持っている
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痛みだけでなくしびれも感じる
寝違えによる筋肉のこわばりや炎症は一時的なものであり、多くの場合は数時間~1日程度で落ち着きます。
しかし、よほど悪い体勢で眠ってしまったり、寝ている間に首へ強い負担がかかったりすると、すぐには解消しない場合もあるのです。
なお、痛みだけでなく腕や手のしびれも出現している場合、頚椎椎間板ヘルニアによって神経が圧迫されている可能性もあります。
異常なほど強い痛みや、患部の熱っぽさ、しびれや違和感などを覚えた場合は、なるべく早めに病院で検査と治療を受けましょう。
■寝違えは整形外科で治療を受けられる
寝違えが起こった場合、整形外科で治療を受けることで、痛みの改善を目指します。
整形外科では、筋肉のこわばりや炎症、神経の問題などを検査し、首や肩の状態に合わせた治療を受けることが可能です。
寝違えに対し、整形外科ではこのような治療を行うことがあります。
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痛み止めや湿布の処方
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リハビリテーション
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頚椎カラーの処方
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再発と悪化の予防
それぞれ詳しく見ていきましょう。
◎痛み止めや湿布の処方
痛みが強く日常生活に支障が出ている場合、痛み止めや炎症止め、湿布薬などを処方する場合があります。
首を動かすのが難しいほど痛む場合は、患部の鎮痛を行うことで、身の回りのことや家事など最低限の動きはできるようになることがあります。
また、筋肉のこわばりが強く首を動かせない場合は、筋肉の緊張を緩ませる薬を処方する場合もあります。
◎リハビリテーション
物理療法や運動療法などのリハビリテーションも、痛みをやわらげる治療法の1つです。
電気刺激療法で筋肉や神経の緊張を緩ませたり、血行の悪くなっている筋肉を温めたりすると、首の痛みと動きが改善する場合があります。
状態によっては、ストレッチや軽い体操などを実施し、こわばった筋肉をほぐすこともあります。
◎頚椎カラーの処方
首が動くたびに痛みが出現する場合、頚椎カラーを処方することもあります。頚椎カラーは、首の骨や筋肉、頭を支えるサポーターの一種です。
身体を起こしている間、首の筋肉は頭の重さを支えるために緊張します。
寝違えてこわばった筋肉が頭を支えようとすると、筋肉が過剰に緊張し、痛みが強くなってしまうのです。
そのようなケースでは、頚椎カラーを使うことで首の筋肉がリラックスし、痛みがやわらぐ場合があります。
◎再発と悪化の予防
治療と並行し、寝違えの再発や悪化を予防するためのアドバイスも行います。
なぜ寝違えたのかを明らかにしなければ、治療を行ってもすぐに痛みがぶり返したり、翌日に症状が悪化してしまう可能性もあるからです。
寝違えが起こったときの状況を確認し、寝具や睡眠中の姿勢を適切に調整できれば、痛みを改善につながります。
■寝違えが治らないときは整形外科へご相談を
寝違えは、ときに強い痛みや筋肉のこわばりを引き起こし、日常生活に影響を及ぼす場合があります。
数日経っても痛みが治らない場合や、首を動かせないほど痛みが強い場合は、早めに整形外科で相談しましょう。
『北砂2丁目だい整形外科』では、寝違えの治療や予防についての相談も受け付けています。当院では、薬の処方や電気治療、リハビリテーションなどの豊富な選択肢から、患者さんの状態に合わせた痛みの治療をご提案いたします。
寝違えの痛みにお悩みの方、首が動かせずにお困りの方は、お気軽に当院へご相談ください。
