どんなに気を付けて生活していても、交通事故に遭う瞬間は突然訪れます。
事故のショックからパニックになってしまい、何からしたらいいかわからなくなってしまう場合もあるでしょう。
落ち着いて手続きを進めるために、どのような流れがあるのか確認しておくことが大切です。
この記事では、交通事故に遭ったらどうするべきか解説します。
事故後の流れや連絡先、交通事故のよくある質問などもまとめておりますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
■交通事故に遭ったら「まずは」どうするべき?
交通事故に遭った場合、まずは落ち着くことが大切です。
交通事故の瞬間は突然訪れます。
歩いているとき、運転しているとき、助手席に乗っているときなど、どんな時でも、どれだけ気を付けていても起こる可能性があるのです。
事故で頭が真っ白になり、冷静に物事を考えられなくなってしまう方も少なくありません。
しかし、落ち着いて行動することで、事故の被害が軽くなったり、その後の流れをスムーズに進められます。
交通事故後の流れや手続きを確認しておき、事故に遭っても落ち着いて行動できるように備えておきましょう。
心配な場合は、事故に遭った場合どう行動するべきか、メモやリストにまとめておくと便利です。
■交通事故後の手続きと流れ
交通事故後の手続きとその流れを解説します。
いざというときスムーズに手続きできるよう、流れを確認しておきましょう。
◎交通事故後の流れ|①警察に連絡する
交通事故に遭ったら、まずはすぐに警察へ届け出をしましょう。
事故発生後は、警察への届け出が法律で義務付けられています。
警察による事故状況の確認と証明は、病院で治療をする際の大事な情報にもなるため、早めの連絡と事実確認が大切です。
また、事故の内容を証明する「交通事故証明書」の発行により、治療にかかった費用を保険に請求できます。
◎交通事故後の流れ|②保険会社に連絡する
警察に連絡した後は、自分の加入している保険会社に連絡をしましょう。
交通事故が発生したことと、その時の状況をできるだけ細かく説明し、これから病院を受診することも伝えます。
この時、受診先の病院名を伝えておくと、治療費の請求がスムーズになるでしょう。
◎交通事故後の流れ|③病院を受診する
保険会社に連絡後は、すみやかに病院を受診してください。
交通事故の衝撃はすさまじいため、外見上のけがだけでなく、骨折や内臓の損傷などが起きている可能性もあります。
事故後すぐに症状が出ていなくとも、時間が経ってからむち打ちなどが生じてくることもあります。
できるだけ早めに病院を受診し、詳細な検査を受けましょう。
◎交通事故後の流れ|④治療を受ける
受診後は、けがや症状に合わせて適切な治療を受ける必要があります。
リハビリテーションや物理療法(機械治療)などを使用し、事故によって生じた痛みや違和感を緩和していきます。
事故後は後遺症が残ってしまう方もいるため、痛みや違和感がある場合は症状を詳しく説明し、適切な治療を受けましょう。
■交通事故に関する「よくある質問」
交通事故に関してよくいただく質問を紹介します。
◎交通事故の治療費は保険で補償される?
交通事故に関する治療費や通院費は、保険会社に請求することが可能です。
歩行中に交通事故に巻き込まれた場合や、追突された場合には、相手側の自賠責保険や任意保険に治療費を請求できます。
◎交通事故後はいつまで病院に通えばいいの?
交通事故の治療は、完治するか、または症状固定(これ以上改善する見込みがないと判断できる状態)と判断されるまで続きます。
また、治療期間が長引いている場合、治療費を請求している保険会社から「保険支払い終了」の連絡が来ることもあります。
症状固定や保険の支払い終了後も症状が続く場合は、医師に相談しましょう。
◎交通事故の診断書は病院で貰える?
病院やクリニックなどの医療機関では、交通事故の診断書を作成できます。
診断書は事故に遭ったことを警察や保険会社へ証明する重要な書類です。
治療費や損害賠償を請求する書類となるため、診断書の作成には正確な情報が必要になります。
問診の際にできる限り詳細な事故の状況やけがの様子を伝えることで、医師は正確な診断書を作成することができます。
治療をスムーズに進め、事故後のトラブルを防ぐためにも、病院で正確な診断書を作成しましょう。
■交通事故後は落ち着いて行動しましょう
交通事故後はさまざまな手続きを行う必要があります。
事故の衝撃から焦ってしまう方もいますが、冷静に考え行動しなければ、その後の手続きや治療をスムーズに進められません。
事故後にやるべきことや流れを理解しておき、万が一の時に冷静に行動できるようにしましょう。
『北砂二丁目だい整形外科』では、交通事故後の診察や治療、診断書の作成を行っております。
事故によって生じる骨折や打撲、むち打ちなど、さまざまなけがを的確に検査し、治療することが可能です。
交通事故に遭った方や、事故後の治療・手続きのご相談はぜひ『北砂二丁目だい整形外科』へご相談ください。