急な膝の痛み|よくある原因・対処法を紹介|北砂2丁目だい整形外科|江東区北砂・西大島の整形外科

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急な膝の痛み|よくある原因・対処法を紹介


「膝を動かすと強い痛みがある…」

「朝起きたら急に膝が痛くなった…」

このように「急な膝の痛み」を感じている方はいませんか?


膝関節に急な痛みが生じた場合、さまざまな病気やけがが原因となっている場合があります。

膝の痛みの原因と対処法を理解しておき、はやめに治療できるようにしましょう。


この記事では、急な膝の痛みの原因や対処法を解説していきます。


■急な膝の痛みの原因とは?


膝に急な痛みが出た場合、膝関節の病気やけがが原因となっている可能性があります。

膝関節は、立っている間や歩いている間に体重を支える関節であるため、使いすぎたり、強い力が加わったりした際に不調を起こしやすいのです。


膝関節の病気やけがは、関節に腫れや熱っぽさを起こしたり、強い痛みを生じたりします。

放置していると症状が強くなり、治療にも時間がかかってしまうものもあります。

そのため、痛みを感じたらなるべく早めに原因を突き止め、必要に応じて治療することが大切です。


■急な膝の痛みを出す病気やけが 


膝関節に急な痛みを出す病気やけがを紹介します。

年代ごとに出現しやすい病気・けがを見ていきましょう。


◎中学生・高校生の膝の痛み 

中学生や高校生に多い膝の痛みの原因は、以下の通りです。


  • オスグッドシュラッター病

  • 半月板損傷

  • 靭帯の炎症や損傷

  • 骨折

  • 鵞足炎 など


中学生や高校生は、部活動やスポーツクラブに所属する子が多く、激しいスポーツによって膝に負担がかかり痛みが生じる場合があります。

筋肉の使いすぎや、膝関節に対し何度も強い衝撃が加わることなどにより、骨や靭帯、腱などに炎症が起きてしまうのです。


中高生は体が成長している時期でもあり、激しい運動によってさまざまな不調も起こりやすくなります。

半月板の損傷や靭帯の損傷など、その後のスポーツ活動や日常生活にも影響する病気・けがもあります。

痛みを我慢しながら無理にスポーツを続けるのではなく、早めに検査を受けるようにしましょう。


◎20~30代の膝の痛み

20~30代で急に膝の痛みが生じた場合、靭帯損傷や半月板損傷などが考えられます。

予期せぬ転倒や事故、趣味のスポーツなどにより、膝の靭帯や半月板を痛めてしまう場合があるでしょう。


また、デスクワークなどにより運動不足に陥っている方が、急に運動をしたために関節内へ炎症を生じることもあります。

まれに、20~30代で関節リウマチを発症する方もいるため、急に出現した痛みが長引いている場合は、すぐに医師へ相談しましょう。


◎40~50代の膝の痛み 

40~50代の方が膝に急な痛みを感じた場合、痛風や関節リウマチなどが原因として考えられます。


関節リウマチは特に女性に発生しやすく、両方の膝に痛みや腫れが出現した場合に発症を疑います。

痛風は関節の内部に「結節」と呼ばれるトゲ状の物質が溜まり、膝の腫れや強い痛みを生じる病気です。


いずれも、強い痛みのほかに関節の腫れや赤みなどを伴うことが多いため、膝関節の腫れなどを感じた場合は受診を検討しましょう。


◎60代以降の膝の痛み 

60代以降の方が急に膝の痛みを感じた場合、以下のような病気・けがが疑われます。


  • 変形性膝関節症

  • ベーカー嚢腫

  • 骨折 など


変形性膝関節症は、膝関節の軟骨がすり減り、骨同士がぶつかって炎症を起こしている状態です。

歩いたり、膝を曲げ伸ばしたりする際に強い痛みを伴い、歩くことがままならなくなる方もいます。


ベーカー嚢腫は、膝関節を覆う膜に水が溜まり、膝の裏側に腫れや痛みを伴う病気です。

膝関節内部に炎症が生じたり、日頃膝を使いすぎたりすることで発症し、水が引けるまで痛みが続く場合があります。


また、年齢を重ねることで骨が脆くなり、転んだりぶつけたりした拍子に骨折している方もいます。

骨そしょう症の検査や治療を受け、膝の皿や脛の骨を骨折しないよう対策しておくことが大切です。


■膝の痛みの対処法


膝に痛みを感じている場合、以下のような対処法で痛みを落ち着けましょう。


  • 湿布や痛み止めを使う

  • 関節を冷やす

  • サポーターを使う など


湿布や痛み止めを使用し、一時的に痛みを緩和することが可能です。

痛みそのものは緩和できますが、根本的な原因は解決しないため、痛みが和らいでいるうちに医療機関へ相談しに行きましょう。


関節の炎症が強い場合、冷やすことで痛みや腫れを落ち着けられます。

ただし、時期や病気・けがの種類によっては冷やすことが逆効果になったり、温めたほうが効果的なこともあります。

自己判断では危険な場合もあるため、医師に相談しましょう。


また、関節の炎症や痛みが強い場合は、サポーターを使用することで緩和できることがあります。

炎症が落ち着くまでの一時的な支えとして使用し、日常生活への影響を減らしましょう。


■膝の痛みが強い時はどうする?


膝の痛みが強い場合、関節や周囲の組織に問題が生じている場合があります。

自分で対処しても痛みが引かない時は、すぐに医療機関へ受診しましょう。


整形外科などの医療機関では、膝の痛みに対し以下のような治療を行います。


  • 薬物療法

  • 物理療法

  • 装具療法

  • リハビリテーション

  • 手術 など


医療機関では、膝の状態を詳しく検査し、適切な治療を提供可能です。

炎症や痛みの状態に応じて、注射やリハビリテーションを提案し、手術の必要性があるかなどの説明も受けられます。


痛みを我慢していると、症状が悪化してしまい、治療に時間がかかる恐れもあります。

1週間以上痛みが続く場合は、はやめに整形外科などの医療機関を受診しましょう。


■急な膝の痛みは整形外科にご相談を


膝関節に急な痛みが生じた場合、さまざまな病気やけがが原因となっている可能性があります。

特に強い痛みや急な痛みは、骨や靭帯などに不調が生じており、適切な治療を受けなければ改善が難しいこともあります。

はやめに近くの整形外科を受診し、検査や治療を受けるようにしましょう。


『北砂2丁目だい整形外科』では、膝関節の痛みの検査・治療を提供しています。

リハビリテーションや専門的な治療により、痛みを落ち着けるだけでなく、その後の再発を予防することも可能です。

急な膝の痛みの相談や、膝関節の検査・治療は、『北砂2丁目だい整形外』へご相談ください。


北砂2丁目だい整形外科
医師
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